恐怖の筋電図検査と症状の悪化

次の私への検査オーダーは「筋電図検査」というものだった。

この検査は、
体にびりびりと電気を流して、筋肉の運動障害、脱力、痛みなどの原因が、筋によるもなのか神経によるものか、またその障害 などを調べる検査らしい。

ベッドに横たわり、電極をとりつけられる。

初めに医師から、「低周波治療のようなものと思ってください」と言われて幾分安堵したが、大違いだった。

電気を流される度に牛の鉄柵に体がぶつかったような強力な電気が体中をかけめぐった。

「ぐはっ(><)))(((><)」
 「大丈夫ですよ~、リラックスしてください」

全然大丈夫じゃない。。。
皮膚の感度高めなんだからこういうの無理。
~ε~ε~┌(|||´Д`)ノ

耐えがたい検査が30分も続き、検査を受けながら、昔読んだグリーンマイルの電気椅子の処刑シーンを思い出した。

この妄想がさらに体にイメージを・・・
自分で作ったイメージで苦しみが増えてる・・・馬鹿だなぁぁぁ(´;ω;`)ウゥゥ


電気が走る度に、強烈な描写を思い出して背中が続々した。
そしてやっと私は電気ショック地獄の拷問から解放された。

その結果をみて医師が一言。
どれも全然問題なしだなぁ、状況改善してるでしょ?
と聞かれた。

ぐったりしていたので、ウンウンと力弱く頷いた。

ただその一言を聞いて、
やっぱり改善傾向が認められるのでギランバレーの治療開始は拒否しようと心に決めて病室に戻ったのだが、、、

それからしばらく経った後、
入院当時は骨盤までしか痺れていなかった体が、
お腹の部分まで痺れるようになった事に気がつき愕然とした・・・。

その瞬間に先ほどの電気ショックを思い出し、やはりストレスが原因!
だと思いを巡らせたが、
医師にそれを伝えても症状が悪化した部分だけを誇張して取り上げられ、
それがストレス起因とは到底判断されにくいだろうと思った。

だから、私はこの痺れが広がった件については何も言うことはなく黙っていようと固く心に決めた。


そして、筋電図検査でも何の悪い結果が出なかったのを見て、医師は相当がっかりしていた。

ギラン・バレーである確証がまたとれなかったからだ。

その姿を見て、これからも、執拗に私の体はテストされ続けると思い、病院から脱走したい思いでいっぱいになる。
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