多発性硬化症(たはつせいこうかしょう)という難病 

2011年に私が発症した病気です。

原因不明で治療が難しく後遺症を残し社会復帰が難しく難病とされています。

また、「特定疾患医療受給者証」の交付を受けることで、治療にかかった費用の一部が助成されるようになっています。

はっきりとした原因は不明で、30歳前後の若年成人が発病しやすく、男性より女性に多いといわれており、また、東北、北海道に多いそうです。


私は北海道出身です。

視神経が傷つくと、視力の低下、視野が狭くなり、
小脳が傷つくと、真っ直ぐ歩けなくなったり、
脊髄が傷つくと、胸や腹の帯状のしびれ、ぴりぴりした痛み、手足のしびれや運動麻痺、尿失禁、排尿障害が出ます。

傷ついた神経によって症状の出方も様々のようです。


MRIの検査を重ねた結果、
私の身体には7個もの神経の傷が見つかりました。

そのうち4つは活動を停止中でしたが、日々健康だと思っていただけに、病気がわかった時はかなりのショックを受けました。

運動もしているし、添加物や素材、出来るだけ菜食、食にもそこそこ気を使ってきたのに、何で病気に!!!・・・というショックです。

普段から健康を気にもかけていない方が病気をすんなりと受け入れられたような気がします。

これまで良いと思って信じてやってきた事まで全てを否定されたような気分でした、
とても悔しくて泣くほど悲しかったです。


こんな状況ですが、その病名に悲観的に暗くなっているか?といえばそうでもありません。

病気の事云々よりももっと嫌な事は、
病院で様々な機器を用いて受けた検査による被爆とかその長期的な影響とか、
大量のステロイド剤を投入されて、それによる副作用とかそういうのが恐ろしくてそればかりが気になっています。

この病気の方はそのうち治るだろうなと思っています。

人間の身体は神秘的です。

私がなかったものを自分の身体に作りだしたわけで、
何かを見直せば病気は改善するはずです。


現代のように高度な医療が発達していない時代が長く続いてきたわけですし、
そんな時代にも人間はぴんぴん生きてきたわけですしね。

( ´_ゝ`)< まあなんとかなるものです


私がかかった病気が「多発性硬化症」だという事がわかり、その病気について調べていくうちに一つ思い出した事がありました。

実はこれは、2回目!!!

前回は数年前に両腕が痺れて1ヶ月近くまともに動かせなくなるという事がありました。

そんな事もすっかり忘れてしまうぐらい綺麗に完治していました。
(ペットボトルの蓋が力が入らずあけずらいのとかはもしかしたらその後遺症かもしれませんが・・・)

その時にかかった整形外科の老医師に「ヘルニアです」と言われて、
レントゲン写真ではその結果が出てこなかったので、MRIを薦められました。

最近の若い者は運動不足で風呂にも入らないから血行が不良になるんだ
「電車の中で本を読むというのもいかん、体がかたまるし目も疲れるし、あれもやめた方がいいんだ
と病院でお説教を受けました。


「運動はバレエを習っていますからしてないないわけではないです(しかも週3とか4とか)」

と答えたら、
「バレエなんぞ、運動には入らないだろ
あんなおいっちにおいっちにと動くののどこが運動なんだ
と言われました。

プロのバレエダンサーの引退は30代後半から40歳前半ぐらいです。

スポーツ選手なみにハードな面もあり、
海外のプロダンサーなんかは40歳ぐらいから年金をもらえます。

趣味バレエでも全身から大粒の汗が出て息があがるくらいハードなんですよ(´-ω-`;)ゞ

整形外科の先生は本当に「ヘルニア」が大大大好きですね。

ヘルニアがこの医師のサラリーになっているのかと思うぐらい。

整形外科でヘルニアと言われても、整体や鍼灸に通えばだいたい調整してもらって痛みがとれますから、わざわざ手術必要??と思ってしまいます。


腰痛はだいたい姿勢の問題からきてる事が殆どです。
正しい姿勢がどうであるかそれを学び直して改善している人もたくさんいます。
生理的湾曲を無視した学校で習うきをつけまっすぐの姿勢が体によくない事とか殆どの人は知らないでしょう。
運動を始めて腰痛がなくなった友人を何人も見てきています。
身体にメスを入れる前にそこに気が付いて!と思う事があります。


さて、脱線してしまいましたが、
腕の時は会社の上司が自分が通っている鍼灸の先生が非常によい方だからと紹介いただき、そこに2~3週間ぐらい通って、電気を使った低周波治療などで治して頂きました。
多分その期間ぐらいで神経の炎症がおさまっていたのでしょう。

MRIででてきた活動停止中の炎症はその位置からそれのようでした。

あの時は腕の痺れだったので、パソコンが思うように使えなくなり仕事が早く出来ず苦労したなという記憶が少し残っています。
完全にというわけではなかったので多少動かせる指を使ってなんとか仕事は続けていました。

思いだしてみると、あれでいつの間にやらなおったので今回も同じ道を辿ればよかったのですよね。


だた、今回は両足がどんどん痺れてついには痛すぎて動かなく歩けなってしまった💧😥為にかなり不安になりました。
整形外科ではまたしても「ヘルニア」を疑われ、「これ早く手術した方がいいよ」と言われ、それは違う気がするよ!と内科にかかり、「ギランバレー症候群」を疑われて、なんの運の巡りあわせか、大学病院に緊急入院になってしまいました。


痺れはじめの時に安静にするとか鍼灸に行くとかすればよかったのですが、、、
そのうち治るよね~と血行不良かもと呑気にバレエに行っちゃったのもかなりまずかったなぁ、と思っています。


いままで大きな病気なんて一度もした事がなかったので、初めて唸るほど苦しい痛くて痛くて歩けないというぐらいの病気になって、病気で苦しんでいる人の気持ちがわかるようになりました。
そこはとても貴重な経験になったと思っています。


車椅子で介護してもらうという経験も初めてでした。
「いりません、大丈夫です」と何度か御断りをしたのですが、「転んで何か事故が起きてしまうと病院の責任になってしまうので」と許可は頂けませんでした。

トイレ介助してもらうんです、脳は健康で体がそれについてこないだけで、ほんと申し訳なくて情けなくなります。。。

入院をして大部屋で同じ病室の患者さん達(中には余命数か月の方もいました・・・)と接する内に、いろんな病気があって、薬に薬を盛り続けてどんどん身体がボロボロになっていく姿など目の当りにしていて、対症療法や薬を使った治療の限界など色々と考えさせられました。

そして病院嫌いにますます拍車がかかりました。苦笑。

なんでこんなに病院が嫌なんだろうと思うと祖父母の最後の意識のほとんどない入院生活をみてきたせいかもしれません。


さてさて、前回の腕の時に自然治癒したという事もありますが、
「多発性硬化症」と言われてもわりとケロッとしている理由が他にあります。

私がいつも医師の話す事に反応して質問攻めにして元気にしているのを医師は面倒な患者と思っていたかもしれません。

とりあえず頭に炎症があっても脳は大丈夫そうだと思われておりました。
 (`・ω・´)キリッ

THE マクロビオティックという、私が病気にかかったかな?

と思う時に必ず見る本にその病気についての説明がありました。

以下、少し削りながら本から引用していきます。
多発性硬化症は、神経を覆うミエリン鞘が劣化する進行性の神経疾患である。
その結果、電気的インパルスが崩壊して筋肉の調整が失われ、手足の震え・衰弱・硬化・まひもしくは発話に問題が起きてくる。
症状は散発的に繰り返されるか、成人期初期から中年期まで表面化しない場合もある。
その後、神経の炎症や傷痕が次第に表面化し始め、震えが現れ、発作が頻繁に起きるようになる。
慢性化して衰弱する事もある。患者の約25%が車いすの生活を余儀なくされる。
女性のほうが、男性に比べて、発症する危険性が2倍高く、白人のほうが、黒人より2倍危険性が高い。
医療的には、多発性硬化症は治癒不能とされ、その症状に対して、投薬が理学療法が行われるのが一般的である。

さて、ここからマクロビの世界観から見た説明になります。
エネルギー的観点からすれば、多発性硬化症は、脊柱に沿った経路が、過剰に硬直したり、ときには緩みすぎたりすると発症する
大半の場合、主要原因は、牛肉、豚肉、鶏肉、卵、チーズなどの強力な動物性食品のとりすぎによるものである。
多発性硬化症は、南方気候地域に比べて、こうした食品が大量かつ頻繁に消費される北方気候地域に広く見られる。
北方気候地域では、合わせて、塩分や固く焼しめた小麦粉製品も日常的に大量に消費されている。
例えば、カナダにおける多発性硬化症の発症件数はアメリカの2倍に上っている。
こうした食品の摂取に加えて、寒さの為、効果と収縮が助長されているのである。
寒い北方気候の環境と、冷たく冷やした飲食物の摂取の双方が、発症の要因となっている。
多発性硬化症は相対的にはより陽性な疾患に分類されるが、両極端な食品の過剰摂取によって引き起こされる場合が多い。

砂糖・チョコレート・はちみつ・精白穀物・熱帯産食品・大量の果物や果汁・刺激物・スパイス・アルコールルイなどは、
多発性硬化症の主な症状を助長する可能性がある。

まずは足に症状が現れた場合には、腸の周辺領域が停滞もしくは衰弱している。
これは主に陽性過剰で起きた症状である。
最初に腕に症状が現れた場合には、心臓と喉の部分が閉塞して、主に陰性過剰で起きたものである。

という事で、ここから先は、食事療法とお灸療法(陽性の場合は下から上、陰性の場合は上から下へ)や食物を使った湿布などの説明になります。

私の今回のは足に出ましたので、「陽性過剰」という事になります。

マクロビの視点だけだと、ストレスなど心理面からのアプローチが当然含まれていないのが少し残念ですが、とりあえず薬を使わず食から考える民間療法に頼る方法がここにありました。


思えば、発症の1週間前ぐらいにバレエの発表会が終わってダイエットから解放された反動で、
その週だけで3回飲みに行き、
半生に近いモツ焼きをタラふくべてお腹を壊しており、
甘い物に走ってケーキやチョコや菓子だのをぼりぼり食べて、
3種類のチーズと生クリームをたっぷり使ったニョッキを作ってたらふく食べて、
なんか、こう思いあたる食生活がてんこもりでした(´-ω-`;)ゞ

それに煮込み料理のこってて、長く火を使った煮込み料理ばかり作ってましたので、それも悪かったかなぁと(長く火を使う料理は陽性です)。

人間の身体は口から入ってくるもの、食物から出来ています。

そしてシステムのカットオーバーがあり仕事のストレスもピークで、
積み重なったイライラが一気に自分に向けて爆発してました。

怒りやイライラもまた陽性過剰要素のひとつです。

前回は民間療法(電気式のマッサージ)で治って、すっかりそんな事も忘れていたぐらいに両腕もきちんと動いていますから、
多分、両足もそのうち元に戻るだろうなぁと超楽観的に考えています。

あの時は思い返すと部署変えで仕事の内容も人もガラリと変わって大変大変しんどかった時期だったんですね(←主にメンタルにおいて)。


医師からは、これだけ病巣があるのだから、予防が必要(インターフェロンという薬物投与で)と言われていますが、
それは、やはり、自分の中では受け入れがたく、それによる副作用の方がよっぽど恐ろしいのでお断りしようと思っています。


ただそれを強硬にどう立ち向かうかそこが悩みどころではあります(;-ω-)ゞ

そして唯一今でも悔やんでいるのが、「絶対に必要」と言われてステロイドの経口投与にOKしてしまった事です。

何故なら同病室に長期間のステロイド投与の結果、全身が被爆者のように見える方もいらっしゃいました。
女性としてちょっとそれは受け入れがたく。。。 (-_-;)

これによる副作用が今後どう起きてくるのか考えるととても憂鬱です・・・。


恐ろしいものですと、大腿骨頭壊死(大腿骨の骨頭が腐ってくる病気であり、その結果、股関節が痛む病気)になって、
大好きなバレエも続けられなくなるかもしれないじゃないかという思いでいっぱいです(脳内ではMSは治って踊れる事が前提)。
その病気にかかる方の半数がステロイド服用者というから本当に怖いです。

強い薬というのは本当に恐ろしいと思っています。


餅は餅屋にという諺にあるように病気の事は医師に任せた方がと思うかもしれませんが、
(そういう方々にとっては不快なブログですよね!、読ませてしまいすみません)
自分がシステムに関わる仕事をやっていて、
人間は精密機械のように完璧な仕事をこなせるわけではない事を知っています。

そして、職場には博士号をもった方などごろごろといますが、
専門性が高すぎる弊害・・・肌で感じています、、( -_-)

信用して信頼して医者に全てを委ねるというのもその人のひとつの選択肢です。

でも、私はそれはリスクだと直感的にピンときてそう思っていました。


だいたい今の医学のテクノロジーでは、眼球も造れないし、失った歯の再生も出来ないし、失くした腕も指も足も臓器も造れないんです。


まだまだ人間の身体の能力に科学も技術も知恵も追いついていません。
宇宙にはやっと行けるようになったけど、まだ太陽には着陸出来ない、という感じです。


その神秘的な人間の身体の能力の方が無限大の可能性を秘めていて、
自分の身体のもつ自己治癒力を最大信用して、応援して、その無意識に委ねてあげる、という身体に優しい選択肢が好き(*´∇`*)


医学も西洋と東洋とあるように、
両側面から見ていいとこどりをする事も可能です。
自分に都合のよさそうなところのいいとこどりかもしれませんが。笑


そして選択権は自分の中にもつ。

その為に知識を増やす、学習する。

私はそれを選ぶ事にしました。


人間には怪しい物をよりわける機能が備わっていると思います。

情報や知識が増えればそれだけその嗅覚が優れていくと思っています


病気に負けないように頑張りま~す(*^^)v


★食事療法で時間をかけてでも病気と向き合いたい方にお奨めの1冊です、
ただしそれなりに意志が強くないと続きませんが(苦笑)
THE マクロビオティック

あ、玄米食のの補足ですが、玄米の発芽抑制物質は身体には毒になるそうで、
玄米は発芽させてからじゃないと食べない方が良いそうです。


対症療法で病を治すという事は、マクロビの創始者桜沢さんのお考えでは7段階の1番下にあたります。

この病気と向きあう事、それを治す為に実は6段階上を目指さなければいけないような気がします(´-ω-`;)ゞ

とても奥が深いです。



追記(2015/1月):

多発性の診断を受けてから約3年が経ちました。

あれから入院する事もなく予防のインターフェロンなどの薬を使う事もなく、病巣数は変わらないまま、普通にバレエも続けて仕事も続けています(^-^)b

このページのPVがなんと2,000を超えました!
多発性硬化症ご本人の方のアクセスか、ご家族の方か、
皆さんこの病気についてより情報が欲しくて色々検索されているのですよね。

私も入院中は様々な闘病者のブログなどを読みあさりましたので、
このつらつら言いたい放題の事を書いたものが少しでもどなたかのお役に立っていれば幸いです。

これを書いた当時は食がとても大切と思っていましたが、
最近はストレス・コントロールがより大切だと考えています。

7割は心の問題、3割は食、というようなイメージです。

私の病気に限らず、ガンや胃腸炎や難病になった人に話を聞くと、
たいてい家族の事や仕事の事でストレスを抱えているというのもあります。

ストレス社会といいますが、皆さん本当に様々なストレスを受けて生活されているのだろうなと感じています。


追記(2016/1月):

あれから4年が経ちました。

2015年は病院に行く事をやめる決断をしました。

病院にいって症状を微細に捉える事、どこからどこまでが痺れているかなどを探る行為はいつまでも自分を病人のままにしてしまうと考えるようになりました。
待合室に入ると周りの患者さんにつられてしまう感じもありました。
病気を思い出すと身体中が微発砲している事に気が付きますが、バレエにも行けているし仕事も復帰してるし案外なんとかなっています。

そして、今見るとこのページのPVがなんと4,000を超えておりました。

その後、新しい発見がありました。

私が心臓が胃が胸がしめつけられる、多発性の治療中に飲んだ薬の副作用が!!と長い間思い込んでいた事は、「寄生虫」と「寄生虫の毒」のせいでした。

見つけてくれたのは東洋医学に詳しい鍼灸のせんせいでした。
その時に全身にお灸をしてもらったのですが、どこに置かれても悲鳴をあげ続け、「寄生虫の毒のせいで多臓器不全みたいな感じだな~」と笑われました。

薦められた解毒のお茶を煎じて飲んでいたら楽になったという顛末。
多発性の薬の副作用のせいばかりにしていてごめんなさい。
かなり反省しております。。。

そして、食養からの結果がどうも出ていない気がして、本格的に心の事について踏み込む事にしました。
病気が私に何を教えようとしてくれているのか、改めて深く掘り下げる時にきたのかなと考えています。

そう思えて取り組める状態になるまで4年もかかりました、
と言いたい所ですが、
心の問題との向き合い方に巡り合うのに4年もかかってしまっただけ、
と申しましょうか。

私の心の中で蓋をしてきた様々な部分をあける事を始めました。

あけてみると長く自分にとって可愛そうな事、我慢、自己攻撃、不要な苦労、事自己分離をしていた事に気が付きました。

これと多発性の関係はわかりませんが、心が楽な方向に開放され始めています。

病気であっても身体が痺れていてもちょっとずつ幸せを感じる時間が増えてきています。

病気と共存しつつ人生をより楽しむ段階になってきたのかなと感じています。

みなさんも病気大変な時かもしれませんが、病気と共存していても幸せを感じる事はできます。

それは私達が生まれて味わう事の出来る平等にある権利なんですよね。 


追記(2017/1月):

あれから5年が経ちました。

2015年に病院に行く事をやめるという決断をして約2年が経過しました。

そして、今見るとこのページのPVがなんと6,500を超えておりました。

書いたものが今もどなたかのお役に立っているかと思うと嬉しいです(^^)

担当医の名医の先生に「これだけ病巣があるのだから患者会にも参加した方がいい
と言われていたのですが、病気どこに行ったのかな?という感じで暮らしています。
(痺れがなくなったわけではないです)

患者会へは病気を思い出すから参加しない事にしていたのですが、こんな呑気な事例として参加して皆さんの何か気づきの参考になるような例になったら良かったかな?といまは思ってます。

先日、風邪で9度の熱が出てさらにぎっくりで動けなくなり久しぶりに超超超弱気になりました。
布団の中で死ぬかもこのまま動けず一生が終わるかも・・・💧と。

あまりにも辛くて気持ちで死にかけてました。

苦しみながら布団の中でipadでブログを読んで知った癌の多臓器不全で臨死体験をした後完治した方の本を読みました。

喜びから人生を生きる! [ アニータ・ムアジャーニ ]

彼女が臨死状態で身体から抜けでて、全ては心の問題からくるという事、自分に厳しかった事、常に様々な事に恐れを抱いて生きていた事に気が付いてこの世に戻って数日間で全ての癌を消してしまったというミラクルな事が書かれています。

これまで食事療法、鍼灸、マッサージ、運動、いろいろ試してもどうしても不調な状態になる事があって、それの答えがこの本の中にあったような気がします。

人生は苦労を乗り越える事の連続。

楽なこと好きな事を選ぶと自分勝手な人だと思われる。
争い事を避ける為に主張しない。
他人の評価、周りの目を気にして他人の期待を生きている。

終わりのない苦しさ。

自分を大切にしすぎるぐらい大切にする。
人を愛するより先に自分を徹底的に愛して可愛がる。
自分の事を否定しない。
自分が素晴らしい存在であるという事に気づく。
ネガティブな過去を思い出して頭の中で再生させて自分を苦しめない。

心理の学びからそれはわかってはいたけれど、この本を読んで本当にそうしよう!
とやっっっと思えるようになりました。

この事に気づかせるために、高熱の風邪とぎっくり腰を併発し苦しんだのかと思います。

多発性もそうですが病気になってから学べる事って多いんです。
苦しさの分だけそれを抜けられると幸せになれるというか。

この本の中に、癌は外に出すことが出来なかった自分のエネルギーの塊とありました。

私の多発性硬化症も外に出す事の出来なかった私の負のエネルギーだと思います。

時間が経過してこの過去に書かれたブログを読みかえすと私は怒りに満ちていました。

外側に言葉として発散する事が苦手でブログに書きたい事を書きたいように書いて発散してきました。

ある程度だしてきたように見えた自分のネガティブエネルギーは、それでも抑えられないぐらい体内に溜め込まれてきました。

長年の積み重ねでわたしの心は悲鳴をあげていたのだと思います。


ある晩、夢を見ました。

真っ黒な箱の中に真っ黒い姿の囚人が幾人も閉じ込められているのです。
助けて、助けて、助けて!!!」と叫んでいました。

一瞬ものすごい恐怖に襲われたのですが、すぐにそれは私だと気が付きました。

私はいままで幾たびも私自身を私の手で処罰して闇に葬ってきました。

世の中のこうあるべきに従う為、親の期待にそう為、周りの要望にこたえる為にです。

これまで気が付かなかった事に気が付いてみたら、より多くの人に早く否定して閉じ込めてきた自分に気が付いてほしいと考えるようになりました。

自分を縛り付けている考えはなんだろう、それを知る事で少しでもその苦しみから解放されたいとい思われている方、時間をかけながら少しずつご自身の内側と向き合ってみませんか。

私は自分に優しく自然体でいられる人達がこの世の中にもっと増えるようにと願っています。

追記(2018/5月):

なんとなく1年ベース更新のこのページ、久しぶりに開いてみたら、13,320アクセスもありました!

書いたものが今もどなたかのお役に立っているかと思うと嬉しいです(^^)

最近はそういえばそんな病気にかかったなというレベルになりました。
時々痺れてますがそれもきっと頭痛もちの人と同じぐらいああまたかと感じるぐらいです。

病院に行くのをやめましたので薬も飲んでいません。

最近、メンタル凄く落ち着いてるのもあり、久しぶりに忙しいとこで頭いっぱいになるぐらい仕事したいな~転職しようかと頭をよぎります。
ただ、3回目発症したらもと神経傷つくよなとドキドキしてちょっと躊躇してます。
しかも気が付けば若くもなくだいぶ年をとってしまいました。笑。

メンタル関連のセミナーとかはたまに出かけてまして、最近うけたセミナーでは、多発性硬化症は自己卑下タイプに多いと教えてもらいました。

自己卑下とは、
自分は大したことのない、劣った者だと考えること。
自分を卑下すること。

どうでしょうか?思い当たりますか?

あたっていますか?
私は、あーそうそう、わかるわかると思いました。笑。

病と心の関係に興味がある方、こんな本もおすすめです。
「ガンをつくる心 治す心」
医学博士 土橋重隆
病気になる人、ならない人その見逃せない法則 [ 土橋 重隆 ]

この本の中で例えば
乳がん患者の中で
右に乳がんが起こった人は
男性とのストレスを抱えていたこと
左に乳がんを抱えていた方は
嫌な仕事でもやってしまうような
人の良い方が多かったということが書かれています。

最近は少しずつ色々なことが良い方向、楽しい方向に向かっています。
以前は、1か100かの世界にいましたが、最近は1.1を楽しめるようになりました。

なんのことかわからないかもしれませんね。

1.1の世界を楽しめるようになったら見える世界が変わりました。

心と体がつながりはじめてそう気が付きました。

そのうち何かそれを共有出来る形にしていこうと思ってます^^


最後までお読み頂きありがとうございます。
最後になりますが、そんな私の学びを含めてただいまプレゼントでリーディングを行っています。

良かったらこちらを読んでお申込みくださいね

2 件のコメント:

  1. はじめまして。
    同じMS患者で31歳の既婚男です。

    僕の発症は2004年頃で過去に7回くらい入退院をしてます。

    mariさんのブログ見たらメンタル強くてポジティブに思います!僕は病は気からと思っているので上手く付き合っているつもりですが再発したら少しネガティブになってしまいますね…

    同じ患者さんのことをウェブで知っただけでも大きな強い力になります!
    ありがとうございます!

    mariさんは仕事以外にもアフェリエイトをやってるんですね。やろうやろうと思ってやってない僕も^^;勉強してやろうと思います!

    お互いにMSと良い付き合いしましょうね(*´﹀`*)

    返信削除
    返信
    1. chan Yuki さま

      はじめまして、コメントありがとうございます(^^〃)♪
      同じ病気の方と接した事が病院以外ではないので嬉しいです。

      7回も入退院を繰り返されてるんですね、再発したらネガティブになる気持ちすごーーーく良くわかります。
      私も体調悪くてネガティブオーラ全開の日もあります(会社で昔ほど笑顔がなくなったと言われてますから)

      メンタルが強いのか弱いのか、ただ嫌いな病院に行きたくないが為に、痺れてても気が付かない振りをするという行動に出ています(苦笑)
      ただの頑固者なんです。そうやって追いつめての自己免疫疾患なのかも、性格のせいかも・・・とも時々思います(汗)

      病気の為仕事を減らしたのでアフィリエイトで少しでもプラスを~とブログを書いたりしてますが、なかなか大変です、思うようにはいかないですね(///∇//)ゞ

      いまも返信書きながら指が痺れてるのであらぬキーをパチパチ叩きますが、
      気合いだー!っと思って叩き続けてます。

      お互いMSと上手く付き合っていきましょうね(*´∇`*)

      削除

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