入院して受けるステロイド点滴一日目

頭の中ではこのステロイド点滴治療を猛烈に拒否していたが、
「治療の為にそれ以外の手段はない、少量では何の意味もない」
「大量に投入しないと効果が出ない」
「副作用も心配するほどない」
と同世代の若い主治医に押しきられて、治療を受けざるを得ない状況に陥っていた。


内容は以下の通り


■ソル・メドール・・・1000mg
■ガスター注射液・・・20mg
■ソルデム3A・・・200ml

ステロイド点滴を開始して数時間後、
強力に効いているのか、たって少し自分の足を動かし歩けるようになった。

自分の意思でお願いした治療ではないので、
歩けて嬉しい、医師に感謝したいという気持ちが微塵も生まれてこない。


凄まじい回復力であるが、生理痛の痛み止を飲んだ時と同様の、
全身が何か分厚いものでくるまれたように動きが鈍く感じる。

生理痛を薬で押さえると一次的に強烈な痛みを抑えられて楽にはなるのだけれど、
モヤモヤした感じが長い時では数日続いてしまう。
生理痛の薬を使う時はそのメリットデメリットを考えながら使う。

今回のは既に生理痛の激痛より遥かに痛みはないので、
患者としての私が判断出来るならば使わない、が正です。

多分今回も薬を利用する期間に応じてなんとも言えない気だるい時間が長く続くのだろう。


そう思ってしまう時点で完全に自己暗示中・・・(´・ω・`)


生まれて始めてステロイドを利用したが、
その日の晩は一睡も出来なかった。

翌日の朝に、
「点滴の針を刺した所が気になって一睡も出来なかった。」
と、主治医に伝えたら、
「寝られないのはステロイドの副作用だから、寝られないなら睡眠薬を利用した方がいい」
と言われた。


薬に薬を用いる対処療法・・・(´-ω-`;)


Aを入れてBが出たらCを出す。
物凄く簡単なロジック。
そのうちシステムに君の仕事とってかわられてしまえ。


次回入院する事があれば、東洋医学や代替医療にも明るい病院選んでからにしようと思った。
1度入院してみると色々と勉強になる。


いずれも私の知らない世界。


それから3日間点滴が続けられたが、
殆ど眠ることなく3日間を過ごす事になった。

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